改めて、爆弾を抱えたまま地雷原を突破しようとしている自分に気づいた(笑)
まぁ、上の話は『例え話』なんですけどね・・・。
強制熱乾燥を行った状態で、2日以上 自然乾燥を行ったので
もう一度、ラッカー系塗料でクリヤーイエロー+クリアーオレンジ少しを
他のテストピースに塗ってみた。
・・・。
なんだろうね、この塗膜の内側に発生するムラは・・・。
シルバーの吹付けが多かったんだろうか?とも考えられる・・・。
でも、このままではシャレにならないので、吹き方を変えて発生しない条件を考えてみる。
薄く捨て吹きをして、捨て吹きが乾くのを待ってから上塗りしてみる。
おぉ! 薬品?ムラが発生しない(しないわけではなく極力抑えた格好です)。
気を良くして
別のサンプルに塗ってみた。イエロー味が強かったので一段オレンジを濃くした状態。
写真が下手なのでアレな写真ですがキレイな金メッキ風のパーツが塗装できました。
ただ、結果論ですが、ラッカー塗料分だけ塗膜の厚みが増えるのが どうしても気になったので
今回使用する塗料に標準で同梱されている上塗りクリヤー(トップコート)に
東急ハンズさんで購入した「レジン・ウレタン等」の樹脂用透明顔料を追加して
ウレタンクリヤーそのものをクリヤーイエロー系に調色して吹き付けてみました。
結果
ラッカー塗料分の厚みがない状態でウレタンクリヤー塗装出来ました。
キレイ! このパーツはテストピースと化した手持ちシュペルターのアンクルガード。
相変わらず撮影が下手なので伝わりにくいと思いますがとてもキレイなゴールド出来ました。
ただ、下のシルバーコートがハッキリ残るので
コンパウンド傷やゴミホコリなど、超目立つ!
標準で同梱されているトップコートウレタンクリヤーですが、
8:1:6 (主剤8+硬化剤1+希釈シンナー6) という、個人的には珍しい比率のウレタン塗料でした。
個人的に10:1 とか、主剤と硬化剤の比率が大きなモノはタレやすいんですよ。
今回は着色ウレタンですから一回で上塗りが済まず、何度か重ねて吹いていたら
『あー!』な状態に成っていました。
気に入らないので、次回は自分がよく使う3:1 比率のウレタンクリヤーを着色して
もう一度テスト塗装してみます。
事故率の発生を抑えるためには慣れたものが使いやすいので、
薬品ムラ?らしきものが発生しないようなら、トップコートは手持ちのウレタンを使って
作業を進めようと思います。
ちょっと怖い話。
下地の傷が少し残っていて、シルバーの吹付けに失敗したので、
『ドボンの刑』に処したHSGKシュペルターの背面ガードなんですが、
シルバー編その1で『塗膜が弱い』と書いた下地プライマーが、
ドボンの刑で使用するガイアノーツさんのパーツクリーナーでも、全くビクともしないんです。
ガイアノーツさんのパーツクリーナーってば自動車の塗装すら剥がせるほど強力なのに・・・。
前回、下地プライマーが弱いと書いた状態の時には完全硬化していなくて、
耐薬品性に劣っていたのかも知れません。
ここから導き出される答えは、
1.エアブラシのハンドピースを下地塗装の後でキレイに洗浄し忘れたら1本ダメになる。(恐怖)
2.下地プライマーより前のミスは、その時点で消しておかないと大変なことになる。(恐怖)
スンマセン、標準添付品の下地プライマーを完全にナメてました(笑)
さて、テスト塗装を行いながら
シルバーに塗装しない部分を、先に塗装してマスキングでカバーしておく方法を採りました。
ここまで塗ってから・・・、
『はっ! 下地プライマーや主シルバーで強制加熱乾燥処理するけど、大丈夫か?』
と、今になって少し後悔しています・・・Orz…