今回のキット、最難関は・・・
塗り分け。
GSX-Rに限ったことではなく、80年代のバイクは複雑なカラーリングが多いです。
で、今回のGR71Gは
発売元であるハセガワ模型さんが
インストに「これを複数枚コピーして使ってね、テヘッ!」っと用意して下さった
マスキング用型紙を
(心の声)『マスキングシートで用意して欲しかった!と言ってる自分が居ます。』
コピーする。・・・と
薄めに出力すると、何も見えない(笑)
コントラストを『キツめ』にして調整すると
ようやく使える。
今回はこんな方法でしたが、一番良いのはB5サイズとかのマスキングシートに
直接コピーする方法だと思います。
RC用などで検索すると幾つかピックアップされます。
今回、私は一般的な方法として手に入りやすいマスキングテープを使いました。
マスキングテープをコピーした型紙台紙に貼り付けて、下の型を切らないように注意しながら
上のマスキングテープ部分だけをカットして使用します。
テープの粘着ノリで、台紙が数回でダメになるので複数枚コピーして正解ですね~。
重要なのは、『白と濃紺の境界』 ですから
複雑なデカール型をそのまま丁寧にカットする必要はないッス。
箱絵や、ネット上の画像などを幾つか確認しながらマスキングする位置を合わせていって
濃紺色(クレオスさんのNo.326) を塗装します。
今回のハセガワ模型製 GSX-R750 GR71G で、一番の難所はココじゃないかと思います。
通常の塗り分けでも、そこそこ面倒なのにマスキングする位置を自分で調整した上で
型紙からマスキングテープを必要に応じて切り出さなくてはいけないので
バイク模型ビギナー向けじゃないですね(笑) みんなで苦労しよーぜ!ですよ。
同じGR71でも最後期型のカラーリングなんかだとシンプルで塗り分けも楽なんですけどね~。
あとは『GSX-R750R』(フジミ模型さんからヨシムラTT F-1仕様が発売中)も、
それほど複雑ではない塗り分けで良いですね。
GSX-R750Rといえば、今回の このキットは多分『それ』を予定している部品配置ですね。
フロントフォークにステダン用の仕込みがあったり、
一方でクラッチハウジングがアレな仕様だったりしてますもんね(笑)