今回は、シリコンとキャストを使ったパーツの複製。
その5で、IMSシュペルター(カイエン版)の頭部を利用して、HSGK用のベースになる
後部延長パーツをHSGK版シュペルター用に作りました。
そのまま利用しても良かったんですが、『自分用』IMSシュペルターを利用して製作したので、
今回はシリコン&キャストで型抜きして作ります。
粘土に複製したいパーツの片面を埋め込み、隙間ができないように しっかり詰めます。
キャストを流し込む『湯口』と気泡を逃がす通路を考えて位置決めしておきます。
(今回は湯口の方向を間違えてトンガリ側に湯口を持ってきたので後で苦労しました。)
ちょっと高めに周囲の壁を作って、離型剤を塗っておきます。
シリコンを流して硬化したらひっくり返して粘土を全て外します。
今回シリコンを流し込む裏面側にも離型剤を塗っておきます。
離型剤を忘れると、シリコン同士がくっついて切開して元型を取り出すことになります(笑)
裏側にもシリコンを流します。
シリコンゴムが硬化してから枠を外し、シリコンを2つに割り元型を取り出します。
ここで湯口を少し大きめにカットして作っておきます。
空気抜き通路も考慮して細めにシリコンを切って通路を作ります。
シリコンの歪みに気をつけながら固定して、キャスト剤を流し込んで複製します。
とんがり側に湯口を持ってきたので、トンガリの修正に時間が掛かりました。
とんがりの逆側に湯口を持ってくると、エア抜きが必要でとても薄い部分が湯口になりそうで
結局のところ、キャスト硬化後に成形が面倒な気がする。
接着などしていないので少し嵌合部に浮きがありますがHSGK版シュペルターの頭部後端に
バッチリなカイエン仕様の『ウニュ~ン』が出来ました。
HSGK版の頭部後端を少しカットして調整しているのでフィットしています。
ちなみに、
IMSシュペルターの、ハイアラキ仕様版の頭部にも(後端段差を上手く処理すれば)
利用可能です(笑) (自分用ですw)