シュペルターBoth 2989版で、もう一つ大きく変わった部分。
下腕フレームから左右のガントレットに掛けて、旧キットに追加という形で
複数のランナーが付属しています。
それらはインストの中3-4.Hで『カイエン仕様』(新)『ハイアラキ仕様』(旧)という形で
組み立てが分岐しています。
新規ランナーを用いたカイエン仕様はヒジのフレームもガントレットの変更に併せて、
パーツの形状からごっそり変わっています。
細かい部分まで一体化され簡略化されているのですが高級感が全く無いのがタマに瑕。
旧キット(ハイアラキ仕様)のHSGKシュペルターを基礎にした細かな分割は面倒でしたが
立体感や高級感があって個人的には好きでした。
新ランナーのガントレットと、カイエン仕様の特徴の一つ 『エクステンションガード』
エクステンションガードは裏に2ピンのダボで接着固定。
表側から見るとバチピタではなく若干の可動があるかの様に見える隙間が付きます。
旧キット(若しくはHSGKシュペルター)にエクステンションガードが取り付くかどうか?
と、旧パーツのガントレットをちょこっと作ってみた。
裏側にはもちろん新パーツのエクステを取り付ける2ピンダボは無く『要加工』
表は・・・と、見ると予想以上に親和性が高く大幅な加工を必要としなかった。(;゜∀゜)=3
新旧のガントレットも色々形状が変わっていて、
新型には手首側に凹モールドが有ったり、肘側に三連のモールドが有ったりします。
新型のほうがガントレット自体がふくよかで、スリムでエッジの効いた
旧パーツのガントレットと比較すると、個人的には安っぽくてオモチャぽくみえる。
例えば、先端裏側のポッカリ空いた隙間。旧キットでは見えない部分ですが裏パーツで
しっかり埋まっています。
ガントレットの可動部も2パーツ構成から1パーツ構成へと替わり薄っぺらくなりました。
超辛口モヤモヤ吐き出し
IMSに対するメーカーの熱意が随分下がったんですかね?
IMS版のL.E.D.ミラージュインナパ版のコレでどうだ!と言わんばかりの暴力的な熱意や
初めの頃のバングやブラックナイトで有った最高のFSS模型をユーザーに届けたい!
という程のキットを通して感じることが出来たメーカの熱意が、このキットの追加ランナーからは全く感じられなくて個人的に困惑しています。
次回作のシュペルター(ルン搭乗版バスター砲付き)に期待しましょう。(明日は4/1)