よくニュースなどでフェラーリの炎上とか見ますが・・・。
まさか自分の身に降りかかる災難とは思っていませんでした。
かつて仕事用として、今日までも納品用として活躍してくれていた
マツダ スクラム (スズキ エブリイ) ですが、
通院の帰路、突然エンジンがストールし、電気系統が全て同時に死亡しました。
これは何か様子が変だ。直感ですが、そう思えたのでクラッチを切って
車を惰性で路肩に寄せながら『ちょうど家屋解体中の空き地』で車を停止させ
ディーラーのサービスマンと、これからの対応を携帯で話している時に
工事現場の人たちがワラワラと寄ってきて
「おい!!!早く降りろ!!!」
と怒鳴り始めました。
うわ~、怖いよぉ・・・。
めっちゃ怒られてるぞ、オレ。と思った瞬間、運転席が煙に包まれました・・・。
慌てる自分。
車を降りてびっくり!
「俺の車が、燃えとる!」
工事現場の人が気づかなかったらと思うとゾッとします。
直ぐ様、現場で使っていた高圧洗浄機を使って火を消し止めてくれましたが
車の下回りと空き地の地面は真っ黒になりました。
おそらく・・・ですが、
出火元は
後部荷室下に収納されているバッテリー。
バッテリー自体は既に原型を留めず、ハーネスや近くを通過する油脂パイプ類は
まっ黒焦げ、バッテリー直上の床カーペットも燃えていました。
何かの過剰な負荷がバッテリーに掛かったのか、車内のどこかでショートしたのか判りませんが
一瞬で高熱を発生させ近くにあった燃料タンクなどを巻き込んで、
車火災を起こしたのはココだろうと思います。
周囲の民家や工事現場に何もなかったのは本当に幸いでしたが、
長らく私と仕事を共にした盟友とも言える軽バンは寿命を迎えました。
工事現場の皆さんのおかげで私自身は大丈夫でした。
周囲に(あまり)迷惑をかけない空き地に停められたこと、
高圧洗浄機を所持する工事現場であったことも、不幸中の幸いでした。
よくある車炎上のニュース、「まさか自分が」とは思っていませんでした。
今回、一つ理解したのは「突然に」車の不調と同時に火災が発生するということ。
特に今のハイブリッドや、カーナビ他、電気負荷の多い現代車は
『原因を特定できない急な火災に気をつけよう。』ということでしょうか。
フューエルタンク内のガソリンに燃え拡がらなくて良かったと胸をなでおろしています。
急に異常な車の不調を感じたら、路肩に車を止めてできれば車内から離れて
避難してからディーラーや家族と会話しましょう。
後方からの他車による追突等も避けることが出来ますからね。