誰もが大人になって、年老いて辿り着く難題『介護』
重い話です。
20代の、未だお父さんお母さんも元気で働いている若い人たちには
あまりピンとこない話題ですが、30代以降の『老い』を迎えている父母を
身近に持つ世代の人達には避けて通れない関門です。
我が家は今、介護によって崩壊の危機に瀕しています。
敢えて友人と書かせていただきますが、友人宅も介護の重みで今にも潰れそうです。
通常の介護費ですら家計にのしかかる上に、契約満期による退所で新しく探さなくては
いけなくなったり、見つかっても多額の入所金を用意しなくてはいけなかったり・・・。
到底、保険などでは賄い切れず。行政は、よほどの状況でなくては面倒事では動きません。
行政が動いて改善するかというと、動きが緩慢でハッキリ言ってそこまで待てない。
同じような辛さを身に受けている読者もたくさんいるんじゃないかな。
時折、いっそ大きな罪と理解していても親を殺めて自分も・・・。
と、つい考えることもあります。実際、そんなニュースは後を断ちませんね。
全てを放棄して自分だけ・・・という卑怯な事も考えました。
先日、ブログで「生活苦のため」と書きましたが読者にメールで怒られました。
じゃぁ、模型作ってないで働けよと。
まさにそのとおりですが、現状では逆に働きに出ることが出来ません。
模型を作る時間も逆に削られてしまっています。
身から出た錆ではありますが、色々ツラいです。
今まだ、幸いにも介護とは無縁に皆さんへ。
今のうちに余裕を持って、その時のための保険に加入し貯蓄し、備えてください。
うちのように気づいたときには共倒れ。なんてことにならないように・・・。
色々ご意見はあると思いますが、どうか自身の中で飲み込んでください。
言葉の刃って、殺傷力があるんです。