みんな大好き、バイク模型!
にちよーモデリング!
まずは、ハセガワ模型さんのバイクキットで いつも書く
ヒケ対策で、よく見られる『ランナーの玉状湯口』 は、
パーツを切り離す前にカットしてヤスリがけしておくと、
細いパーツも折れたりせずに綺麗に処理しやすいのでオススメです。
さて、
空冷3気筒のシリンダーですが、どうしても左右モナカ合わせなので
接合面に位置する部分のフィン形状が野暮ったくなります。
これを避けようとすると、金型とランナーが増えてメーカーさんにも酷な、
ランナーとパーツ数と処理数・処理工程が増えてユーザーさんにも酷な、
田宮模型さんのRC166みたいにメーカーでフィンを一枚一枚全部バラで整形しておいて
製作者がそれを一つずつ丁寧に組むしかないという(笑)
で、
コレを、接着して硬化後に
0.3~0.4mmのケガキ刃で修正して、ヤスリで形状を整えます。
次に、
シリンダーヘッドに該当するパーツは、奥まで押し込むとシリンダーパーツに当たるほど
めり込んでしまうので、
0.3mmプラ板の小片を使って下限位置を決めつけて接着してやると
シリンダーヘッドとシリンダーの間にもフィンと同様のスペースができて
空冷三気筒の美しいエンジン造形の完成後の見栄えがよくなります。