ぶっ飛ばしてきたけど明日以降は お仕事再開でまた後回し。
ちょっと色調が掴めませんが、腰上と腰下で同じシルバーですが色風味が違います。
腰下はどちらかというとメタリック粒子がすごく抑えられて半ツヤの灰色っぽい塗色です。
腰上のフィンなどは若干シルバー塗料のメタリック粒子が泳ぐ感じですがつや消し。
今回とても面倒だな~、初心者の皆さんには難しい山場だろうな~と思ったのが、
メッキを活かしたランナーのフロントフェンダー。
当然、一体成型ではないので左右のフォーク固定部に該当するステーが別パーツですね。
特に右側ステーにはブレーキケーブルの巻き込み防止柵が取り付くので更に難易度アップです。
先に右側ステーにケーブルガイドケージを接着して乾燥固定してからフェンダーと接着します。
フェンダーと接着する時、外側に位置する前後の(写真)の部分は幅0.7mmほどカッター等で
メッキとメッキ下地剤の部分を削って、接着剤による固定が可能になるよう調整しておきます。
でないとメッキの上に接着剤が乗るだけで接着できずパーツが取り付かないのでグラつきます。
この仮組みと削る場所の位置決めが難易度を格段に上げている元凶ですね(笑)
簡単に書くとハセガワ模型さんが『オニ仕様』なだけです。
リアフェンダーはメッキ膜を削り落とすのは同じですが、格段に楽ですね。楽勝でしょう(笑)
正月に、某モデラーさんと長話してた中で出てきた会話ですが、
ハセガワ模型さんのバイクキットって、実車同様のパーツ再現とか凄いなぁと思う反面
ごく一部の(超がつく)オタクに該当する人達に向けてキットを設計しているみたいに見えて、
本当に模型各社が目を向け育んで欲しい、初・中級者を蔑ろにした最近のハセガワキットを
見ていると本当に胸が痛い。
バイク模型馬鹿なんてほっとけばイイんですよ、マジで。
自分らで好きなように作るんだから・・・。
それをメーカーが尻馬に乗って同じように自分らで難易度上げてたら裾野から崩壊するのは
目に見えてるじゃないですか。
ガンプラが今の『ガンプラ』としてジャンルも含めて確立しているのはバンダイさんの
たゆまぬ努力とファンの声を聞き続けた結果だと思うんです。そういった意味で、
私個人的には、初・中級モデラーが離れていかない様に作りやすい模型を出し続けて
バイク模型に限らず、模型ファンを増やして欲しいと思います。
今の『俺すげー!!』な長谷川模型には、特に強くそんな気持ちを訴えかけたい。