お預かりしておきながら待たせてしまったRC166、完成です。
1967年/1968年にオートバイ世界選手権250ccクラスで活躍した
『時計よりも精密な』と言わしめた250cc6気筒空冷式エンジン搭載のマシンです。
ブレーキもインボードタイプでメカニズムの塊ですね(笑)
今回のご依頼品はフルオプションで、そっちでもメカニズムの塊です(笑)
タミヤ模型さんの「メーカーの本気」というか何というか・・・
普段のバイク模型で弄るところが悉くやっつけられていて何もできない(笑)
スイングアームのチェーンプラー金具とか乾式クラッチまで再現されて、
果てはシリンダー組み付け+シリンダーヘッドの造形ですよ(笑)
私達バイクモデラーに対して何か恨みでもあるんじゃないかと勘ぐってしまいました。
だから仕方なくチマチマと重箱の隅をつつくような
例えばフューエルリッドのヒンジ金具とか
タコメーター裏のパイピングとか
細かいところでご依頼主様に「ちゃんとやってるよ!」アピールを続けながら
ようやく完成にこぎつけました。
本体の「赤」は指定色より黄身が入って「朱」に近い アカ
カウルのシルバーはモデルカステンさんのクラシックシルバー
色々なシルバーを試しました。一番新しい「旧No.8」を再現したシルバーとやらも試しました。
たどり着いたのはモデルカステンさんのクラシックシルバーでした。
外装のウレタンクリヤーも、新しく玄人本舗さんのP3 Lクリヤーを使ってみました。
垂れない。と、その10で書きましたがタレます(涙 実車で確認済み
このロングタンクかっこいいなぁ・・・。
個人的にはバイク模型のスポークが苦手で、今までスポークホイールのバイクは殆ど作ってません(苦笑)
だって面倒なんだもん。
今回はタミヤ謹製のオプションパーツでしたがやっぱり面倒でした。
あ~、バイク模型3台も作ったらお腹いっぱい(←大嘘