IMS バッシュの仮組み完了までもう少しです。

 

仮組みと言っても、完全に組んでしまう訳では無く

色とか、手直し部分などのイメージをつかむ為に、
大まかに組んでみるシミュレーションです。

 

ここでちょっと模型作りのおさらい。

皆さんって、接着パーツの合わせ面って
そのまま接着剤を塗って合わせてるだけですか?

R0010519_R.JPG
昔ながらの方法ですが、接着面をサンドペーパーで軽く面取りしてやると
押しピンダボとかパーツの妙な段差とか消えて
合わないパーツも、ピタッっと合うようになりますよ。

但し、削りすぎたら大泣き状態になりますけどね。

 

アンクルウェイトアーマーですが、
ここは正面なんですが目立つ場所に合わせ目が来ますので
パテや瞬着で合わせ目を消します。

R0010520_R.JPG

 

このパーツの側面が、とてもやっかいなウネリ、反り、ヒケを持っています。
R0010521_R.JPGR0010522_R.JPG

左写真が修正中。パーツのウネリや反りが集中しています。
右がほぼ修正完了したパーツ。

 

脚部パーツもヒケが目立ちます。

ここのパーツも、完成後は面だって残るので丁寧にヒケを消します。

R0010523_R.JPG

ヒザ関節はポリキャップを左右から挟むモナカ合わせのパーツですが
上写真でも判るように合わせ目が目立つ位置に残ります。

 

カンナがけで綺麗に消してもいいんですが、
割とノッペリした、つまらないパーツだったので
胸部装甲のモールドを彫り直したときの余りパーツで
飾り付けて合わせ目を消さずに隠します。

R0010524_R.JPG

 

腰の「重装甲」です。
R0010525_R.JPGR0010526_R.JPG

ポリランナーにいくつもの装甲を重ねてハメ込んでいく方法で
この重装甲を再現しています。

が、パーツの重みでポリランナーが曲がって猫背?な装甲になっています。

もう少しシャキっと、組み直したいです。

 

写真でご覧の通り、このパーツ一つ一つが
パーティングラインと面のウネリ・反り・ヒケの集合体で
本気で処理すると、大変な時間が掛かります。

 

また場所が飛びますが、

下の写真はヒジ部分、下腕部のフレームです。
R0010528_R.JPGR0010530_R.JPG

このパーツ、完成後も、目立つ部分なのに、面もエッジもヨレヨレです。

ランナーゲートも、まともに正面に来ています。
「ちきしょう、来やがった・・・」が、ヨレヨレバッシュじゃ
格好良くないのでキレイに面の処理をします。

 

R0010529_R.JPG
こんな感じになりました。

段落ち部分の面もヨレていましたが、段落ち部分そのものを切断し削除。
スジを入れたプラ板を2.0mm幅に切って段落ち部分に差し替えます。

 

この下腕部パーツも15番16番の2つのパーツでポリキャップを挟んで接着する構成ですが、

ポリキャップのゲートをキレイにカッターナイフで落としても

「パーツが合わない、15、16のパーツが浮く。」

と言うときは次の写真、ポリキャップを仕込む部分の
『押しピンダボのバリ』を確認してください。
R0010531_R.JPG
ここにバリが残っていると、ポリキャップが邪魔してパーツが浮きます。

 

もう少しで、脚部、胴体、腕部、肩部、装甲 と
イメージ確認のための仮組みまで完了しそうです。

 

とにかく、イヤなところにパーティングラインと合わせ目が来ます。

 

表面処理に、充分 時間を割いてゆっくり仕上げます。

 

投稿者 ちーちぇん

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