胴体から作るつもりでいたのに・・・
何で胴体からって?
そりゃ左右1対じゃなくって1ヶ作るだけで済むからに決まってn
上腕を出来るだけ上に上げるようにする加工ですが
HJ柳生氏作例のように1関節追加する方法が、まず頭に浮かびました。
ただ、この頃のキットはABS樹脂で関節まわりを作っていますので
のちのち強度不足で泣くことになるのがイヤで
パーツを削り込んでいくことで素組みより強度は落ちるけど
パテや接着剤による二次補強よりは、強度とABSの粘りがある方法を選択し、
それで足りない場合には切った貼ったしようと考えました。
実際の加工例です
キットをストレートで組んだ場合は30度程度でしょうか。
外側のパーツに干渉する前に関節自体で動かなくなります。
肩内部関節のパーツ同士が干渉する部分を削り込んで
(前側にのみ)可動範囲が拡大するようにしました。
キットそのままと削り込んだ関節
これでずいぶん可動範囲が広がります。
関節で可動範囲が大きくなると外側パーツと干渉しますので
左右一対で内部フレームと外フレームを目立たない範囲で削ります。
ただし、これはSガンダムではGボマーに変形時に丸見えになっちゃいます。
Ex-Sガンダムではこの部分をプロペラントタンクが覆いますので
隠れて見えなくなっちゃいますけどね。
さっきの写真との比較ですが、ここまで可動範囲が大きくなります。
これでも他のMGより可動範囲が狭いですが
超!変形合体モビルスーツなので充分動いてるんじゃ・・・。
内部関節パーツをもっと削れば可動範囲はもっと増えますが
強度不足のリスクもそれに合わせて増大します。
干渉する外側パーツをカットした状態です。
Sガンダムでは、ちょっとかっこ悪いです。
前回、三枚おろし(4枚?)にした
肩外装甲(ショルダージャケット)ですが
こうなって
Ex-Sガンダムの後期カトキ画稿で初めて明らかになった
肩ジャケット可動です。
で。
結論から先に書きます。
この可動せっかく作ったけど
ボツです。
カトキリファインの、肩ジャケットの大きさを
頭の中からイレースしてました。
可動どうするか悩んでそれだけ真っ直ぐ目指して作業して
あとから気付きました。
なので
「悲しいけど、これ ボツなのよね。」
肩ジャケットが、Ex-Sガンダムで たぶん一番の難所なんじゃないか?
そう思える今日この頃です。