天気の悪い週の後半にウレタンクリヤーを吹くことになってしまいました。
結果的には湿気をかぶらなかったので良かったのではないかと。
今回の製作はこんな感じになりました。
ボークス製 1/100 Injections-assembly-MotorHeadd-Series
IMS シュペルター WATER DRAGON
一応の完成です。
正直、一番好きなMHなのでやり始めたらキリがないって言うか
美しさを追求しすぎて完成しないというか
たぶんこのまま続けても、終わりがこないような気がして
いったん、ここで纏めちゃうことにしました。
次に作るつもりの「カイエンのシュペルター」は、
当然ながら、今回の製作過程でのミスや思惑を踏まえて
自分が見て、納得のいくモノを作る気満々です。
今回の製作自体、決して不満のある作品に仕上がったわけではありません。
ただ手を出した模型が最も好きなMH「シュペルター」だったので
いまだに納得がいかないだけです。
太刀を下ろした設定画のポーズ
とりあえず
「出おったわ!」のポーズは出来ますが
WDなので4巻のあの名シーンにはならない。
(あ、頭少し浮いちゃって顔との間に隙間出来てる。モノ自体は修正します。)
肩に前後スイング可能なようにボールジョイントを仕込んだので
このポーズとるのは肩周りに関して、ほぼ干渉せず楽勝です。
お気に入りの後方あおり
ここから少し、今回の製作の注意点など。
ボークスのIMSキットは、ガンプラのみ作ってきた人や
逆にタミヤのみ作ってきた人には少しだけ敷居が高い気がします。
それはパーツ同士のすりあわせや、噛み合い可動範囲の調整、部品の合いなどが
ほぼ約束された上記2社の製品とは違い、
どちらかというと
コトブキヤさんやウェーブさん、フジミさんやアオシマさん(ごめんなさい)のように
第一級のメーカーさんではなく、新進気鋭の若手メーカーらしく
少し面取りをしないと部品同士が合わない部分がある。 とか
エッジがタルタルなので自分で面を出してあげないといけない部品とか
ランナー状態の時でもいいから「パーツを洗う」と言う工程を省けないとか
模型を作ることにおいて「基礎」を忘れては出来ないキットだと思います。
逆に基礎がわかっている中級者や初心者からのステップアップ組には、
絶好の腕ならしになります。
今回、作っていて「あぁ、この部分はバンダイならきっとこうしただろうな」なんてことが
いくつもありました。
たぶん比較することは不毛なことです。が、
多くのロボットモノが好きな購買層のユーザーは
バンダイのリリースする、HG(UC)やMGが「基礎」でしょうから
ボークスとは言わずメーカーとして幾分歩み寄る姿勢は必要だと思います。
逆に購入する我々も、GKメーカーが生き残りをかけて努力している姿勢に対し、
アレを出せ~!と言うのではなく「ちょっとお布施」や「ちょっとがんばって作ってみよう」
という姿勢が必要なのかもって思いました。
実際、GKメーカーさんは現状辛いです。
ヤフオクなんてひどいですよね。海賊版キットの宝庫です。
ボークスさんやWAVEさん、WSCさんが魂込めて作った原型を
ただの金儲けの道具で版権とか一切無視して、更に複製して
「新製品!」とか「改良版!」とか・・・ふざけんな!!つーのです。
このままだとどこのメーカーもFSSのMH出さなくなりますよ・・・。
だって限定でキットを出しても、それを手に入れて複製してコピー商品完成ですもん。
閑話休題
さて今回のシュペルター ウォータードラゴンの色レシピです。
じつは 色レシピ、イヤなんです。
以前、運営していたHPで色レシピを書いていて
読者の人?から
お前の書いてあるとおりに調色したら全然違って貴重なキットを台無しにした
弁償しろと・・・言うような話が出てHPも閉鎖しましたし。
まぁ何々色を95% とか曖昧な表現も良くないですしね(笑)
なので、このブログのお約束として(今決めた)調色した色のレシピは書きません。
単色で使った色のみ書きます。
本体 白 ガイアノーツ Exホワイト + パールパウダー
本体 金A クレオス GXブルーゴールド
本体 金B アルクラッド ペイルゴールド
本体 銀A スパッツスティックス アルティメットミラークローム
本体 銀B アルクラッド クロームシルバー
他、いろいろ。
IMS シュペルター 製作ブログご覧いただきましてありがとうございます。
シュペルターはこれで一旦終幕です。