今回はちょっと長めの記事です。
1/144版IMS L.E.D.ミラージュを作っていて気になった背中の二次装甲が欲しくて
急遽メルカリでWAVEさんの1/144 レッド・ミラージュを入手。
WAVEさんのL.E.D.ミラージュは、肩装甲のパーツがバチピタで嵌ります。
1/100版もそうでしたが、旧型設定を再現した『このキット(佐藤直樹氏準拠?)』の
印象がとても強くてボークスさんの1/100版やこの1/144版のキットの
嵌まらない外装(可動パーツとして浮いているようにワザと見せているのだが。)が
とてもダラしなく見えて苦手です。
さておき
約3日で仮組み終了。
腰回りは塗り分け塗装の関係で未接着のため腰部外装なしの状態。
個人的に気になっていた、背面のインナパ装備非搭載時用の縦長背面装甲が
WAVEさんのL.E.D.には確かに存在するが、ボークスさんのVer.3版にはない。
WAVEさんのL.E.D.はVer.1準拠、ボークスさんのL.E.D.はVer.3版 だからか?
両方のキットを仮組み状態で並べてみました。
ボークスさんのキットは全長200mm WAVEさんのL.E.D.は全長175mm
全体的な印象は、ボークスさんのL.E.D.がリアルグレード、WAVEさんのキットはHG
みたいな印象。
価格比較で考えても、それぐらいの差がある。
ボークスさんのL.E.D.が俯向きがちな印象なので少し上を向くようにしたら
今までの旧設定L.E.D.には無かった衿の装甲が当たって前を向けない(顔をあげられない)仕様だと判明。
模型の進化を感じる2つのキット。
各部のメリハリが効いたバランスはVer.3版ならでは。
WAVEさんのL.E.D.はデザイン元がVer.1準拠なので世代差を感じるけど温かい印象。
旧設定の頸を覆う形状の頭部背面装甲なWAVEさん。
ボークス版はVer.3版の衿付き、後頭部は跳ね上げタイプ。
両社とも、よく似た作りのヒザ外装周り。
長く垂れる背面装甲を持つWAVE版、腰のカウンターウェイトが大きなボークス版
旧設定でジュノーン後期型にも似たイレイザーエンジンカバーのWAVE版。
Ver.3版の『嬉しい一体成型された』イレイザーエンジンカバーのボークス版。
細かい部分まで精密にエッジまでしっかり再現されているボークス版と、細かい部分は小計キットらしく若干配慮に欠けるが、佐藤直樹氏原型の1/100ラーク版に近い印象のWAVE版。私が好きになったL.E.D.ミラージュはWAVE版に近い。
ボークス版はVer.3らしい『リメイク』的な印象を受ける。
個人的な考え方かも知れませんが、
WAVEさんのキットはプラモデルで、ボークスさんのキットはインジェクションガレージキットな印象を受けました。
製造初年度の差も有りますが、キット各部の細かいモールドや造形で両社のゴールが全く違いました。
永野先生のVer.3版のデザインもWAVEさんのキットにとっては逆風ですね(笑)
どう足掻いてもボークス版L.E.D.のエッジの効いたデザインとは異なり、
Ver.1のデザインをキット化したWAVE版は旧態然とした野暮ったい印象が有ります。
縦長背面装甲、どうしようっかな~。
止めようかな・・・やっぱり強奪してボークス版に付けようかな・・・。