表題の、その3で行ったクラシックシルバーの塗装実験中に偶発した
クラシックシルバーを使った鋳造肌の塗装について質問を戴いたので
改めてテストしてみた結果をお伝えします。
これ。
なんか梨地っていうか、味がある金属肌でしょ?
ご質問は
『あの鋳造風の再現はクラシックシルバーを薄めず吹いたものとのことですが、
クレオスのL5でも同じように再現できますか?』
っていうメールでした。
はて・・・と、再確認したところ あの画像は1.2Mpaで遠吹きした状態でした。
クレオスさんのコンプレッサーL5は、MAX1.2Mpa 定格1.0Mpa ですので
実験的に0.5Mpaくらいからテストしてみました。
結果、0.5Mpaでも同じような鋳造肌には塗装できますが圧が弱いほど
ハンドピース先端に塗料がダマになって残ってしまって
『シュー、・・・シュッ』の、一旦止めて再度吹き始めの瞬間に予想外の飛び散りが
発生してしまう可能性が増します。
0.8Mpa程度まで圧を上げるとダマになって先端に残留する不安はほぼ無くなります。
ちなみに、前回の「その3」でも、今回のテストでも、
使用したハンドピースは、ボークス製 プロモデルA 0.3mm ニードルの無改造品です。
これはバイクのラバーシート等のテクスチャにも使えるんじゃね?と
今回テスト後にYZR500’80のシートに吹き付けてから
「これだったら普通に濃度が少し濃い目のグレイを吹いていたほうが良かったんじゃね?」と
素に戻って自分の愚かさを思い知った瞬間でした(笑)