久しぶりに、サンブラ始動です。
我が家で利用している『イリイ製』90L サイズ サンドブラスター。
元々バイク整備用なので模型用途だと完全にオーバーサイズです。
(逆にバイク整備用と考えると小さすぎて使いづらい。)
このクラスのサンドブラスターを利用するなら、本来だと 200V 3馬力程度のコンプレッサーを
利用するのが研磨メディアを吹き出して対象に打ち付けるのに望ましいそうです。
が、100Vコンプレッサーでも高圧型ならなんとか用途としては果たせます。
その上で、キャビネット右サイドにある排気口は標準の簡素な穴から
排気とともにメディア(研磨剤)も盛大に吹き出すので ダクトを取り付けて
フィルターを介して屋外へ排出するようにしています。
内側は、バイクで使うようなエアフィルターのみで濾過していますが役不足です。
塞げば塞ぐほど、どこか隙間を探してメディアが飛び散るのでイタチごっこです。
こんな状態なので、サンブラ周辺は年中ガラスビーズメディアで『粉だらけ』になっています。
こんなガラス粉が前回、ちょっとだけだから!と防塵マスクをせずに作業した自分に襲いかかり
鼻腔から肺までビッシリ吸い込んで残留しちゃったわけですね。
胴体など、大きなパーツは手で持ったり、2mm真鍮線をぶっ刺して持ったりしますが、
細くて風圧で折れそうなパーツや、小物はこういった加工したケースに入れて
飛散しないようにしてから研磨剤を空圧で吹き付け、表面研磨します。
ただし
1~2回で金属メッシュがダメになるという、お財布に優しくない仕様です。
なので、隙間から落ちそう。とか、これでも目が粗いと感じたり、空圧が負担だと思った場合は
こうやって、密封できる容器に入れて穴を開け
吹付け吐出孔と
排気口を用意して内部に打ち付けた研磨剤の乱舞で研磨する方法を取っています。